令和6年度ルートプラス「アルティメット大会」


2月25日 一般社団法人ルートプラス様「アルティメット大会」において救護活動に従事しました。


西鉄バス北九州における救急救命講習会

4月10日(木)講習会の様子

6月12日(木)講習会の様子

4月24日(木)講習会の様子



北九州・平尾台トレイルランニングレース2025

 

 

4月29日(日)に開催された
「北九州・平尾台トレイルランニングレース2025」
の救護救護活動に従事しました。
雨や霧という過酷なコンディションの中、転倒などで擦過傷を負った選手の救護措置に当たりました。



救命講習の成果

 当特例認定NPO法人・セーバー風ジャパンは、企業や団体、行政や教育機関等を対象に救命の応急手当講習会も行っております。

 このような中、西鉄バス北九州さまでは、講習を受けた運転士さんが実際に救命措置を行う事例が2件ありましたので紹介します。

事例1

 令和7年6月某日 バス車内の乗客から「ぐったりとしたお客さんがいます。」との通報があり、バスを停車させ確認したところ、20代の女性が意識呼吸が無い状態でした。

 すぐに119番と営業所に連絡をして女性を見たところ、車内の男性が胸骨圧迫を行っていたのですが、その男性の手の位置が胸骨圧迫で講習を受けた位置とは違っていたので、交替して胸骨圧迫を行ったところ分位たって息を吹き返したとのことで、到着した救急隊員に状況を報告して引き継いだそうです。

事例2

 令和7年6月某日 車内の乗客から「様子のおかしい人がいます。」と通報があり、バスを停車させて確認したところ、50代の男性がぐったりとして意識呼吸が無い状態でした。119番と営業所に連絡をして、車内に居合わせた看護学生(2名)と協力しあって胸骨圧迫を行ない、携帯電話を119番につないでスピーカーで指導を受けながら心肺蘇生を継続していたところ2~3分を経過したところで息を吹き返したとのことで、到着した救急隊に引き継いだそうです。

 

バスや列車などの公共交通の乗り物内では、今回のように予期せぬ事態が発生することがあります。特に心肺停止をはじめとする緊急時には、救急車が到着するまでの対応が傷病者の命を左右するといっても過言ではないと思います。
バス会社はこれからも継続して講習会を行っていくとのことで、我々スタッフ一同も実効のある講習会となるよう研鑽を重ねてまいります。

 

 

                        令和7年6月12日 セーバー風・ジャパン理事長   小 泉  亮 一

 

活動状況一覧

【2025年】

〇 2月25日  令和6年度ルートプラス「アルティメット大会」における救護活動
〇 4月10日  西鉄バス北九州における救急救命講習会(1)
〇 4月20日  北九州・平尾台トレイルランニングレース2025における救護活動
〇 4月24日  西鉄バス北九州における救急救命講習会(2)

○ 5月11日  第24回全国障がい者スポーツ大会バレーボール競技(知的の部)九州ブロック地区予選会における救護活動
○ 6月  7日      福岡県障がい者スポーツ協会主催「パラスポーツ体験会」における救護活動

〇 6月12日  西鉄バス北九州における救急救命講習会(3)